2014/06/28

「愛ある伊予灘・南予1日フリーきっぷ」が発売。「伊予灘ものがたり」にも乗車できる!

JR四国は、特別企画乗車券「愛ある伊予灘・南予1日フリーきっぷ」を発売しました。これは、観光列車「伊予灘ものがたり」にも乗車できるフリーきっぷです。

「愛ある伊予灘・南予1日フリーきっぷ」は、フリー区間(松山~宇和島間)の特急・普通列車の普通車自由席が1日間乗降り自由になるほか、7月26日から運行開始する観光列車「伊予灘ものがたり」にも1回に限り乗車できます。フリー区間内の伊予市~伊予大洲間は、伊予長浜経由、内子経由のどちらも乗車可能です。

「伊予灘ものがたり」に乗車する際はグリーン車指定席を利用できますが、乗車前に座席指定を受ける必要があります。「伊予灘ものがたり」は運行日が限られていますので、運行日以外にこのきっぷを利用する場合や、満席の場合、もしくは同列車に乗車しなかった場合も払い戻しなどは行われません。したがって、「伊予灘ものがたり」の予約と同時に購入するのがよいでしょう。

「愛ある伊予灘・南予1日フリーきっぷ」の価格は大人5,300円、小児2,650円です。発売場所は、JR四国の駅のみどりの窓口、ワープ支店、駅ワーププラザ、四国内のおもな旅行会社です。発売期間は2015年3月31日までです。

2014/06/12

北海道新幹線の駅名が決定。奥津軽いまべつ、木古内、新函館北斗に。

北海道新幹線の新駅の駅名が決まりました。JR北海道が発表したものです。青森県今別町の新駅(仮称「奥津軽」)は「奥津軽いまべつ」、北海道北斗市の新駅(仮称「新函館」)は「新函館北斗」に決まりました。

新駅の「奥津軽いまべつ」は現在の海峡線津軽今別駅付近で、津軽線の津軽二股駅にも隣接。「新函館北斗」は現在の函館本線渡島大野駅に隣接します。江差線と接続する木古内駅は、現駅名がそのまま使われます。新規開業区間では、新青森、奥津軽いまべつ、木古内、新函館北斗の各駅が設置されることになります。

新函館北斗駅


あわせて信号場の名称も発表されました。新中小国信号場については仮称がそのまま正式名称になりました。北海道知内町に設置される信号場(仮称「湯の里」)は「湯の里知内」に決定しました。

北海道新幹線の開業予定日は2015年度末。新青森駅から北海道北斗市内の新駅まで約149kmの建設が進んでいて、うち青函トンネルを含む約82kmが在来線との共用走行区間です。営業最高速度は時速260km(共用走行区間は当面、時速140kmで走行)で、JR東日本E5系がベースの新型車両H5系が4編成(40両)新造されます。

2014/06/11

トワイライトエクスプレス車両が初めて紀勢本線を走行。新宮行きツアー列車が登場。

トワイライトエクスプレスが、初めて紀勢本線を走行します。これは、2014年9月から12月にかけて行われる「和歌山デスティネーションキャンペーン」のオープニング特別企画のツアー列車としての走行です。企画は日本旅行とJR西日本ジパング倶楽部の共同で、ツアー名は、「トワイライトエクスプレス型車両で行く南紀・熊野」です。

出発日は2014年9月13日の1日のみ。大阪駅16時00分発、米原経由で敦賀に至ります。敦賀駅19時25分発で、湖西線経由で京都、新大阪、天王寺、和歌山を経て紀勢本線へ入ります。翌14日の9時00分に新宮に到着します。

敦賀から新宮まで13時間半はかかりすぎなので、途中駅で長時間停車して夜を明かすものと思われます。新宮駅9時到着から逆算すると、長時間停車は和歌山駅か御坊駅でしょう。

ツアーには1泊コースと2泊コースがありますが、いずれも帰路は特急「くろしお」利用です。そのため、トワイライトエクスプレス車両は新宮到着後、回送されるようです。

2014/06/07

「スカイライナー」の格安チケットを ピーチ機内でも発売。バニラに次いで2社目

ピーチ・アビエーション(Peach Aviation)が、京成電鉄と共同で、6月6日からピーチ便の機内でスカイライナーの格安チケットの販売を開始しました。名称は「スカイライナーバリューチケット」です。

ピーチは格安航空会社LCCで、関西空港から成田空港への路線を開設しています。成田空港から都内へのアクセスとして、ピーチ機内では現在、「スカイライナー」のチケットと東京メトロの1日乗車券または2日乗車券がセットになった企画きっぷ「KEISEI SKYLINER & METROPASS」を販売しています。

今回、そこに「スカイライナーバリューチケット」が加わったわけです。これは、「スカイライナー」のみの割引きっぷで、価格は「スカイライナー」片道(成田空港・空港第2ビル~日暮里・上野間)の大人用チケットが通常より270円安い2,200円、小児用チケットは通常より140円安い1,100円となっています。

チケットはピーチの成田行の全便にて、機内販売時に客室乗務員から購入できます。そのときに渡されるハンコ付レシートを、京成電鉄の成田空港駅・空港第2ビル駅のライナー券発売カウンター、または成田空港ターミナルビル1F京成電鉄チケットカウンターに持参し、乗車券と引き換えます。引換えは発売当日限りです。ピーチ機内以外では購入できません。

同様のチケットはバニラエア機内でも販売しています。バニラで好評だったため、ピーチでも販売開始したようです。

2014/06/03

スカイマーク、「若者なら前日予約で全国へ1万円で行ける」新運賃を発表。シニア向けも同時発売。

スカイマークは、12歳~21歳の若者向け運賃「スカイメイト1」と、60歳以上が利用できるシニア向け運賃「シニアメイト1」を設定すると発表しました。

いずれも、スカイマークの全国のほぼ全路線に設定があり、「スカイメイト1」は10,000円、12,000円、14,000円、「シニアメイト1」は10,000円、11,000円、12,000円の価格となっています。価格は空席に連動して変化します。なお、近距離路線の茨城~中部、神戸~米子、那覇~石垣、那覇~宮古には設定がありません。

予約は搭乗前日の午前7時から搭乗当日まで。早期予約で安い運賃はたくさんありますが、前日予約で1万円、という運賃は画期的です。

チェックインは自動チェックイン機を使用することができず、カウンターで年齢が確認できる書類を提示する必要があります。