2014/01/30

スカイマークが熊本と旭川から撤退。2014年夏ダイヤで羽田~熊本、羽田~旭川、成田~旭川を廃止。

スカイマークが2014年3月31日からの夏ダイヤで、熊本と旭川から全面撤退することが明らかになりました。これまでに発表されたダイヤでスカイマークの羽田発着枠の路線が全て明らかになりましたが、両空港への路線はありませんでした。

スカイマークは1月29日に増便と新路線を発表しました。増便は羽田~札幌(新千歳)、羽田~神戸、羽田~那覇の3路線で各1日1往復ずつです。新路線は羽田~新石垣ですが、これは経由便の設定で、従来の羽田~那覇線と那覇~石垣線を一体化させたものです。

この増便発表により、スカイマークが持つ羽田空港の発着枠は4月以降のダイヤにおいてすべて埋まりました。熊本、旭川の両路線の発表はなく、4月以降の予約画面においても表示されていません。運賃表の記載もありません。旭川線は成田路線も消滅し、両空港ともスカイマークは完全撤退のようです。

路線開設は大きく発表されるものですが、撤退は「発表」という形態すら取られません。熊本、旭川は、スカイマークの路線図からひっそりと姿を消していくようです。

2014/01/28

スカイマークが茨城~福岡線、茨城~中部線を開設。時刻表と運賃も発表。2014年4月18日就航、福岡線7700円~、中部線5800円~。

スカイマークが茨城~福岡と茨城~中部に新規就航します。就航日は2014年4月28日で、福岡線が1日2往復、中部線は1日1往復です。2014年夏ダイヤの時刻表(スケジュール)を見ると、中部から早朝茨城に便を飛ばし、それが福岡を2往復し、夜に中部に戻ることがわかります。実質的には茨城~福岡便の設定が主目的で、中部路線は回送的色合いが濃いと言えるスケジュールになっています。

スカイマークの茨城~福岡線と茨城~中部線の時刻表は以下の通りです。

■茨城~福岡線・時刻表
831 茨城10:15→福岡12:15
835 茨城15:15→福岡17:15
832 福岡12:50→茨城14:35
836 福岡17:50→茨城19:35

■茨城~中部線・時刻表
867 茨城20:10→中部21:10
862 中部08:35→茨城09:40

■茨城~福岡線・運賃
普通運賃 21,300円
割引運賃 7,700円~

■茨城~中部線・運賃
普通運賃 11,400円
割引運賃 5,800円~

割引運賃のうち、もっとも割引率が高いのは「スカイバーゲン60」です。それ以外にも多数の割引運賃があり、お手頃なお値段となっています。

2014/01/27

「越乃 Shu*Kura」「ゆざわ Shu*Kura」の2014年春の運転日と時刻表。

JR東日本の新型イベント列車「越乃 Shu*Kura」(こしのしゅくら)の2014年春の時刻表と運転日です。「越乃 Shu*Kura」は、信越本線高田駅から長岡駅を経由して飯山線十日町駅まで走行する観光列車。2014年5月から土日や祝日を中心に1日1往復が設定されています。一部の日は高田~越後湯沢間で運転され、「ゆざわShu*Kura」という列車名になります。

「越乃 Shu*Kura」は「新潟県の銘酒・銘品を楽しむ新しい列車」というコンセプトで、キハ48・40 系の3 両編成。定員70人、全席指定席です。1号車は旅行商品専用車両とし、側面窓を向いた「展望ペアシート」、パーティションで区切った「くつろぎペアシート」、テーブル付きボックス席「らくらくボックスシート」が設置されています。2号車はイベントスペースと売店(サービスカウンター)、酒樽を模したスタンディングテーブルが配置され、3号車はリクライニングシートとフリースペースが設けられています。

以下、運行日と時刻表です。

「越乃 Shu*Kura」時刻表

高田09:23→直江津09:44→潟町09:56→青海川10:16→柏崎10:23→来迎寺10:46→宮内10:54→長岡11:12→小千谷11:28→越後川口11:38→十日町12:10着

十日町14:48→越後川口15:22→小千谷15:29→長岡15:55→宮内16:01→来迎寺16:09→柏崎16:41→青海川17:16→潟町17:50→直江津18:05→高田18:13着

「越乃 Shu*Kura」運転日

5/2-6.16-18.23-25.30.31
6/1.6-8.13-15.27-29

「ゆざわ Shu*Kura」時刻表

高田09:23→越後湯沢12:32
越後湯沢14:30→高田18:13

「ゆざわ Shu*Kura」運転日

5/9-11
6/20-22

2014/01/25

スカイマークの「東京~米子線」の時刻表と運賃。羽田線と成田線で計1日4往復。

スカイマークの東京~米子線の時刻表と運賃です。羽田~米子が1日2往復で2014年4月1日就航、成田~米子線も1日2往復あり、すでに就航済みです。あわせると東京~米子が1日4往復8便です。機材はB737-800型機です。シートピッチは大手航空会社と変わりありません。

スカイマークの米子の東京(羽田・成田)路線の時刻表は以下の通りです。

■羽田→米子・スカイマーク時刻表
SKY221 羽田 06:40 → 米子 08:00
SKY225 羽田 15:35 → 米子 16:55

■米子→羽田・スカイマーク時刻表
SKY220 米子 07:20 → 羽田 08:45
SKY224 米子 15:00 → 羽田 16:25

■成田→米子・スカイマーク時刻表
SKY823 成田 10:00 → 米子 11:30
SKY825 成田 16:30 → 米子 18:00

■米子→成田・スカイマーク時刻表
SKY824 米子 13:00 → 成田 14:30
SKY826 米子 18:40 → 成田 20:10

最低運賃は60日前まで購入可能な「スカイバーゲン60」で、価格は羽田線7,700円、成田線7,800円です。羽田路線のほうが安くなっています。普通運賃は羽田線が18,400円、成田線が14,900円です。。

スカイマークは、米子路線の開発に注力しており、2013年12月に成田線と神戸線を開設。今回、羽田線のほかにも新千歳線と那覇線を一気に開設し、米子での存在感を高めました。

2014/01/24

成田エクスプレスの「鎌倉・横須賀発着列車」時刻表。2014年春の臨時列車で、春休みとGWに運転。

2014年春の臨時列車で、成田エクスプレスが鎌倉・横須賀まで延長運転します。大船から先、鎌倉、逗子、横須賀に停まるものと思われます。成田空港から古都・鎌倉へ一本で行けるようになります。その鎌倉・横須賀発着の「成田エクスプレス」時刻表です。

車両はE259系です。

■成田エクスプレス「成田空港~鎌倉・横須賀」時刻表
成田エクスプレス29号 横須賀12:20→成田空港14:29 3/15-6/29の土日祝, 4/28.30.5/1.2
成田エクスプレス35号 横須賀13:48→成田空港15:57 3/15-6/29の土日祝
成田エクスプレス41号 横須賀15:11→成田空港17:29 4/26-30, 5/1-6
成田エクスプレス45号 横須賀16:20→成田空港18:28 3/15-4/20の土日祝, 5/10-6/29の土日

成田エクスプレス12号 成田空港9:45→横須賀11:56 3/15-6/29の土日祝, 4/28.30.5/1.2
成田エクスプレス18号 成田空港11:14→横須賀13:28 3/15-6/29の土日祝
成田エクスプレス22号 成田空港12:19→横須賀14:28 4/26-30, 5/1-6
成田エクスプレス26号 成田空港13:45→横須賀15:56 3/15-4/20の土日祝, 5/10-6/29の土日

2014/01/23

JAL羽田発着の国際線の開設・増便・時間変更。2014年3月ダイヤ。

2014年3月30日からの、JALの羽田発着の新設、増便、時間変更のある国際線です。シンガポール、バンコク、が増便、ロンドン、ホーチミンが新設されます。パリは時刻変更です。ホーチミンは深夜早朝時間帯です。

■羽田=シンガポール(増便)
JL037 羽田発11:20-シンガポール着17:20
JL038 シンガポール発01:50-羽田着09:50

■羽田=バンコク(増便)
JL031 羽田発11:30-バンコク着15:40
JL032 バンコク発09:45-羽田着17:55

■羽田=ロンドン(新規)
JL043 羽田発11:20-ロンドン着15:50
JL044 ロンドン発19:15-羽田着15:00+1

■羽田=ホーチミン(新規)
JL079 羽田発01:25-ホーチミン着05:15
JL070 ホーチミン発13:55-羽田着22:00

■羽田=パリ(時間変更)
JL045羽田発10:35-パリ着16:10
JL046パリ発21:00-羽田着15:55+1

2014/01/22

ジェットスター・ジャパンが受託手荷物料金と座席指定料金を値上げ。座席指定は450円に。

ジェットスター・ジャパンは2014年1月22日予約分より、各種料金の一部を改定します。受託手荷物料金と座席指定料金が値上げの対象です。

■対象路線:新千歳および那覇発着路線
●2014年2月1日~2014年3月20日搭乗分
▽受託手荷物料金 (予約時)
15kg    ¥1,100→¥1,300
20kg    ¥1,200→¥1,400
25kg    ¥1,700→¥1,900
30kg    ¥2,100→¥2,300
35kg    ¥2,800→¥3,000
40kg    ¥3,300→¥3,500

●2014年3月21日~3月29日搭乗分
▽受託手荷物料金 (予約時)
       変更前      変更後
15kg    ¥1,200→¥1,400
20kg    ¥1,300→¥1,500
25kg    ¥1,800→¥2,000
30kg    ¥2,200→¥2,400
35kg    ¥2,900→¥3,100
40kg    ¥3,400→¥3,600

■対象路線:全路線
●2014年1月22日~7月17日搭乗分
▽スタンダード・シート
事前 ¥250 →¥450
空港 ¥650 →¥450
▽アップフロント・シート              
事前 ¥420→¥650
空港 ¥850→¥650
▽エクストラ・レッグルーム・シート 
事前 ¥850→ ¥950
空港 ¥1,300 →¥950

すでに購入済みの料金に変更はない。

2014/01/21

LCCのピーチが福岡~那覇線に1日1往復で就航。2014年7月19日から。スケジュールも発表!

格安航空会社LCCのピーチ・アビエーション(ピーチ航空)が、2014年7月19日から福岡~那覇に就航します。スケジュール(時刻表)も発表しました。福岡~那覇線は1日1往復2便の運航で、那覇を拠点に夕方から夜にかけて往復します。

ピーチの那覇路線は、福岡線の開設により4路線となりました。那覇~関西線、那覇~石垣線、那覇~台北線がすでにあります。これにともない、ピーチは2014年夏スケジュールから、那覇空港を第2拠点とすることを正式に発表しました。

■ピーチ航空 福岡~那覇線運航スケジュール(時刻表)

※7月19日~9月20日
289 福岡18:45→那覇20:25
288 那覇16:35→福岡18:15

※9月21日~10月25日
289 福岡20:30→那覇22:10
288 那覇18:20→福岡20:00

2014/01/17

ミニストップがジェットスター・ジャパンの航空券の販売を開始。「ロッピー端末」で

ミニストップは、格安航空会社LCCのジェットスター・ジャパンと航空券販売チャネルにおける販売提携を締結し、2014年1月14日から国内のミニストップに設置してあるマルチメディア端末「MINISTOP Loppi」(ロッピー)にて、ジェットスター国内線航空券の販売サービスを開始しました。

ジェットスターの航空券の予約・購入ができるコンビニエンスストアは、ローソンに次ぎミニストップが2社目となります。ローソン「Loppi」と「MINISTOP Loppi」の店舗数を合わせると、全国12,591店舗で、ジェットスターの国内線航空券が購入できるようになりました。

ローソン「Loppi」および「MINISTOP Loppi」でのジェットスター航空券購入おいては、別途取扱手数料630円がかかります。

2014/01/15

「JR羽田空港線」は上野東京ラインと直通乗り入れへ。JR東社長が構想表明。「ひたち」も乗り入れか?

JR東日本が検討している「羽田空港線」が実現した場合、東北縦貫線(上野東京ライン)と直通乗り入れする構想であることがわかりました。JR東日本の冨田哲郎社長が産経新聞のインタビューで表明したものです。

「JR羽田空港線」は、現在は一部休止中の東海道貨物線を活用し、JR田町駅付近から湾岸を走る東海道貨物線を旅客化し、羽田空港に乗り入れる構想です。冨田社長はインタビューで「これからの日本経済、東京という都市にとって、重要なルートになる」と述べ、実現への熱意を示しました。

同時に、冨田社長は、「(上野東京ラインを)羽田空港と結べば、宇都宮や高崎、水戸から直通で羽田空港に入れる。輸送ルートの大きな変革になる」と強調しました。宇都宮線や高崎線、常磐線からの羽田空港線直通乗り入れ構想を表明したといえるでしょう。

上野東京ラインが開通した場合でも、東海道線の運転本数との兼ね合いから、全ての上野方の列車が品川以南へ乗り入れできるわけではありません。そのため、羽田空港線へ逃すのは合理的な発想であり、羽田空港線が開業すればまず間違いなく、上野東京ラインとの乗り入れが頻繁に行われるでしょう。

とくに、特急「ひたち」が東京駅へ乗り入れことになることから、そのまま羽田空港まで流入する可能性もあります。その場合は、東京駅から羽田空港への「有料特急」が実現することになります。

2014/01/13

スカイマークが737の高級シート導入を断念。A330の「グリーンシート」と役割分担へ

スカイマークが2014年度内にも予定していたボーイング737-800型機への高級シート導入を断念したことがわかりました。改装によるコストが想定より大きくなったためのようです。

スカイマークは、2014年春に導入するA330-300型機を全席プレミアムシート「グリーンシート」にしています。これは予定通り導入されますが、そのいっぽう、余剰となる737型機の改装をすすめ、機内前方に大手のファーストクラス並みの高級シートを横5列で数十席設ける方針でした。

しかし、実際に設計してみると、横5列の席配置が難しく、1席当たりの販売単価がかなり高くなるなどの問題点が浮上したようです。改造費用も10億円超かかるため、投資を回収するのに時間がかかる見通しとなりました。そのため、2クラス制と「ファーストクラス」の導入を断念したようです。

スカイマークでは、2014年3月からA330型機を幹線に投入し、2015年度内にも10機体制にする予定です。一方で、737型機は現在の31機から2017年度に20機程度にまで減らす予定。残った737型機は地方線に重点的に投入されますが、これらは全て現状と同じシートでの1クラス制を維持することになりました。A330と737で「役割分担」がなされることになりそうです。

2014/01/07

羽田空港の国内線施設利用料が4月1日に値上げ。170円が290円に変更。

羽田空港の施設利用料が値上げされます。羽田空港の旅客ターミナルを運営する日本空港ビルディングが発表しました。2014年4月1日搭乗分より、羽田空港の国内線旅客取扱施設利用料が現在の大人170円から290円と1.7倍になります。

値上げには、4月からの消費税増税分の転嫁も含まれます。徴収は現行通り航空券代金に上乗せされる形で、航空運賃と同時に徴収されます。

同社によりますと、旅客取扱施設利用料は出発、到着ロビー、搭乗待合室、コンコース、搭乗案内設備、動く歩道など、共用施設を整備、運営する費用に充てられるとのことです。

成田エクスプレスが外国人は1500円均一で利用可能に。パスポート提示が必要

JR東日本は訪日外国人旅行者向けのお得なきっぷ「N'EX TOKYO Direct Ticket(One-way)」を新たに発売します。これは、成田空港から都内に向かう特急「成田エクスプレス」(N'EX)の片道切符を、外国人客向けに大幅に割り引くもの。

乗車券と特急券を合わせ片道大人1500円均一とし、東京駅までだと通常に比べほぼ半額となります。成田エクスプレスの普通車指定席が大人1500円(子どもは750円)で乗車できます。通常に比べ大宮駅までは約6割、大船駅までは約7割安くなります。途中で改札を出なければ、高尾や久里浜など「東京電車特定区間内」のどの駅までも行けます。ゴールデンウイークや年末年始など繁忙期も含め利用制限はありません。

販売は成田空港駅、空港第2ビル駅。外国のパスポートを所持する外国籍の利用者が対象で、購入時にパスポートの提示が必要です。ただし、都心から成田空港へ逆方向の利用はできません。

成田空港と都心を結ぶアクセスを巡っては各社の顧客獲得競争が熱を帯びています。京成グループや平和交通は東京駅と空港を結ぶ片道900円~1000円の格安バスを運行。日暮里駅から空港へ最短36分で行く特急スカイライナー(料金は2400円)もあります。東京空港交通(東京・中央)は価格が高いですが、昨年11月からリムジンバスの座席の間隔を広げた新型車両を導入し、利用客がくつろげるようにしています。