2013/12/25

JR西日本が「大阪環状線改造プロジェクト」を開始。駅の改装工事などが実施。新型車両も投入へ。

JR西日本が、「大阪環状線改造プロジェクト」を2013年12月24日に発表しました。2017年度末までに大阪環状線の全19駅の構内を順次、改装・改良するという構想です。

最初に改装・改良工事が行われるのが、森ノ宮、玉造、桃谷、弁天町の4駅。森ノ宮駅では発光ダイオード(LED)照明や電子看板などを導入、案内設備を充実させます。玉造駅では高架下に商業施設や保育園などを整備します。これらは2014年3月の開業を予定しています。

弁天町駅では、駅前に位置する交通科学博物館が2014年4月に閉館。同駅では、跡地との駅との一体開発が進められる予定です。

大阪環状線は2014年に環状運転50年を迎えます。現在も多くの駅が当時のまま使われていて、それがレトロ感を漂わせていました。しかし、このプロジェクトで雰囲気が一新され、利便性も大幅に向上します。

車両についても、環状線では走行車両の6割が製造から30~35年を迎えています。これも、2017年度までに新型車両が導入されます。