2013/12/27

スカイマークの2014年4月、5月、6月「バーゲン60」の値段。主要区間で6800円~8800円。

スカイマークが2014年6月分のバーゲン運賃を発表しました。価格はすでに発表されている3月30日~5月31日までとほぼ同じです。

目玉の「バーゲン60」は主要区間で6800円~8800円となりました。価格は以下の通りです。6月分は2014年1月1日9:30より予約開始です。

羽田~福岡線:7800円
羽田~新千歳線:7800円
羽田~神戸線:6800円
羽田~長崎線:7800円
羽田~鹿児島線:7800円
羽田~那覇線:8800円
仙台~新千歳線:7800円
仙台~福岡線:8800円
茨城~新千歳線:7800円
茨城~米子線:7800円
茨城~那覇線:8800円
成田~新千歳線:7800円
成田~米子線:7800円
成田~那覇線:8800円
中部~新千歳線:7800円
中部~那覇線:8800円
神戸~新千歳線:7800円
神戸~茨城線:6800円
神戸~米子線:4800円
神戸~長崎線:6800円
神戸~鹿児島線:6800円
神戸~那覇線:7800円
福岡~新千歳線:8800円
福岡~那覇線:7800円

スカイマークでは、2014年3月30日からはA330の導入が決まっており、クラスJのようなゆったりシートが上記料金で利用できます。使用路線は福岡、那覇、新千歳便が中心。羽田発着でクラスJのようなシートに座れるのならお得ですね。

関西空港にLCC専用の第3ターミナルの建設が決定。LCC旅客受け入れ能力は年800万人に

関西空港のLCC専用の第3ターミナルの概要が発表されました。第3ターミナルは2016年度下期に供用されますが、駐機場など一部の空港施設は15年度中から利用が開始されます。

現在のLCC専用ターミナルである第2ターミナルは、ピーチ・アビエーションが独占的に乗り入れています。第3ターミナル開業後は、第2ターミナルは国内線専用のLCCターミナルとなり、第3ターミナルが国際線専用となります。第2ターミナルと第3ターミナルの間には搭乗手続きのためのチェックイン棟が設けられます。第2、第3を合わせた延べ床面積は約6万3000平方メートルに達します。

駐機場は6カ所新設されます。運用中の第2ターミナルと合わせ、LCC旅客の受け入れ能力が年800万人になります。

2013/12/25

JR西日本が「大阪環状線改造プロジェクト」を開始。駅の改装工事などが実施。新型車両も投入へ。

JR西日本が、「大阪環状線改造プロジェクト」を2013年12月24日に発表しました。2017年度末までに大阪環状線の全19駅の構内を順次、改装・改良するという構想です。

最初に改装・改良工事が行われるのが、森ノ宮、玉造、桃谷、弁天町の4駅。森ノ宮駅では発光ダイオード(LED)照明や電子看板などを導入、案内設備を充実させます。玉造駅では高架下に商業施設や保育園などを整備します。これらは2014年3月の開業を予定しています。

弁天町駅では、駅前に位置する交通科学博物館が2014年4月に閉館。同駅では、跡地との駅との一体開発が進められる予定です。

大阪環状線は2014年に環状運転50年を迎えます。現在も多くの駅が当時のまま使われていて、それがレトロ感を漂わせていました。しかし、このプロジェクトで雰囲気が一新され、利便性も大幅に向上します。

車両についても、環状線では走行車両の6割が製造から30~35年を迎えています。これも、2017年度までに新型車両が導入されます。

2013/12/21

成田空港発東京行きの「快速エアポート成田」の最終電車が23時発に。詳細時刻表を掲載。ジェットスター利用者には朗報。

2014年3月15日のダイヤ改正で、成田空港発東京行きのJR「快速エアポート成田」の最終電車の時刻が大幅に繰り下げられます。新たに成田空港23時発の東京行き快速を新設。東京駅には0時28分に到着します。

現在の成田空港には、ジェットスターが21時45分に到着する便があるなど、定刻で22時頃に到着するフライトがいくつかあります。こうした便では到着が遅れると、JRや京成の最終電車に間に合わなくなるという問題点がありました。

しかし、今回の23時発の最終列車の登場で、1時間程度の遅延ならなんとか間に合うようになり、東京駅までは帰れるようになります。

新成田空港発東京行き最終列車の時刻表は以下の通りです。

成田空港 23:00 → 空港第2ビル 23:02 →成田 23:11 → 千葉 23:45 → 船橋 0:04 → 錦糸町 0:20 → 東京 0:29

「ひめじの官兵衛1dayパス」は関西私鉄の期間限定フリーきっぷ。姫路を訪れるのに便利。

「ひめじの官兵衛1dayパス」が発売されました。NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」にちなみ、山陽電鉄で姫路を電車で訪れてもらおうという期間限定の割引きっぷです。関西民鉄14社局による共同の期間限定の企画乗車券です。

「ひめじの官兵衛1dayパス」を発売するのは、山陽電気鉄道、神戸市交通局、北神急行電鉄、阪急電鉄、阪神電気鉄道、神戸新交通、神戸電鉄、近畿日本鉄道、南海電気鉄道、大阪府都市開発、京阪電気鉄道、北大阪急行電鉄、大阪高速鉄道、能勢電鉄の14社局。

これらの各社局から山陽電鉄姫路駅までの区間が1日乗り放題になるフリーきっぷです。たとえば、「阪急版」なら、阪急電鉄全線、神戸高速(阪急神戸三宮~西代)、山陽電車全線が乗り放題になります。

発売額は1,100円~2,950円。出発エリアにより異なります。「阪急版」の場合で2,260円。

「ひめじの黒田官兵衛 大河ドラマ館」(本町)の入場券1枚(大人500円)も含まれています。その他、特典があります。

発売期間は、2014年1月12日から2015年1月10日まで。有効期間は発売期間中の任意の1日です。

2013/12/20

東海道新幹線が最高速度を引き上げへ。東京~大阪間が2時間20分を切るか?

JR東海の山田佳臣社長は2013年12月19日の記者会見で、東海道新幹線の最高速度を現在の時速270キロメートルから引き上げる考えを示しました。実現すれば「のぞみ」が導入された1992年以来の速度向上となります。

すでに夜間での走行試験を重ねており、乗り心地や周辺環境への影響などのデータ収集を進めています。2014年の早い段階で国土交通省に認可申請する方針で、早ければ2015年3月のダイヤ改正から速度向上が実現します。

東海道・山陽新幹線に投入されているN700系やN700A系は、山陽新幹線区間では最高時速300キロで運転されていますが、この車両を改造することはないようです。東海道新幹線は曲線区間が多いため大幅な速度向上は望めず、最高でも時速300キロ、実際は10キロ程度の速度向上を目指しているのかもしれません。

現在の東海道新幹線は、最短で東京~名古屋間が1時間35分、東京~大阪間は2時間25分です。最高速度の向上により、東京~大阪間で2時間20分を切る列車が登場しそうです。

2013/12/19

2014年の日本国内LCCの新規路線まとめ。ピーチが拡大、バニラ、春秋日本も参入。スカイマークは国際線へ

2014年の日本国内LCCの新規路線をまとめてみました。ピーチ、ジェットスターに加え、2013年12月にはバニラエアが登場、2014年5月には春秋航空日本が参入します。いわゆるLCCではありませんが、スカイマークも大きな動きを見せます。

航空会社別に2014年の新規路線をご紹介。

■ピーチ・アビエーション
2014年の新規路線としては、2路線が決定済み。1月18日に関西~高雄線、2月1日に関西~松山線の就航を予定しています。機材がさらに増える予定もあり、夏以降にこれ以外の新規路線も期待できます。関西~新潟、宮崎や、那覇~東南アジアの路線などが候補にあげられそうです。

■ジェットスター・ジャパン
2014年の新規路線は現時点で発表されていません。ジェットスターは機材に余裕はありますが、整備体制に弱点があります。整備体制が整えば、新路線の展開もありそうです。下記の春秋航空日本に先手を打って、成田~広島線なども予想されます。

■バニラエア
2013年12月20日からバニラエアとして初就航します。成田~那覇、成田~台北を最初に開設。年内はこの2路線のみです。2014年の新規路線は成田~新千歳(2014年1月29日)、成田~仁川(2014年3月1日)の2つが決定済み。機材調達が順調なら、2014年夏から秋にも新規路線が開設されると思われます。グアム、サイパン、香港などが有力視されます。

■春秋航空日本
2014年5月に、成田~高松、広島、佐賀の3路線に就航する予定。それぞれ1日2往復程度になる見込みです。

■スカイマーク
2013年12月20日に米子に進出、成田~米子、神戸~米子の2路線を新規開設します。2014年はこの米子路線を充実させ、羽田~米子、新千歳~米子、那覇~米子も開設するようです。さらに、A380-800を使用して国際線にも進出。2014年12月から成田~ニューヨーク線が開設される見込みです。

2013/12/18

浦和駅~羽田空港のリムジンバスの時刻表。1日上下30便。運賃は1500円。

JR浦和駅と羽田空港を結ぶ直通バスの運行が始まりました。国際興業グループと東京空港交通は2014年12月16日から開設したものです。浦和駅と羽田空港の各ターミナルを結ぶ「浦和-羽田空港線」です。

途中、武蔵浦和駅も経由します。所要時間は1時間半程度で料金は大人1500円です。

ダイヤは浦和駅発が4時30分~16時30分までの1日13便で、羽田空港発が8時~22時55分発の1日17便です。バスは2列と2列の計4列シートで42人乗り。一部の車両にはトイレ、コンセントが設置されています。

【時刻表】

浦和駅西口→羽田空港第1ターミナル
4:30→5:50
5:15→6:30
6:00→7:30
6:45→8:20
7:45→9:30
9:00→10:40
10:00→10:45
11:30→13:10
12:30→14:10
13:30→15:10
14:30→16:10
15:30→17:10
16:30→18:10

羽田空港第1ターミナル→浦和駅
8:15→9:40
9:35→11:10
10:35→12:00
12:35→14:00
13:35→15:00
14:35→16:00
15:35→17:00
16:30→18:05
17:30→19:05
18:30→20:05
19:00→20:35
19:30→20:55
20:00→21:20
21:00→22:15
21:30→22:40
22:30→23:40
23:10→0:20
(上記のほか、国内線第2ターミナル、国際線ターミナルにも停車します)

2013/12/15

スカイマークが羽田~旭川線、成田~旭川線を廃止へ。石垣線も大苦戦中。

スカイマークが2014年3月末で、旭川空港を発着する路線から撤退するようです。スカイマークは2008年4月に羽田~旭川線を開設し、旭川に初就航。当初は1日3往復体制でしたが、搭乗率が振るわず、2011年10月に羽田線を休止。かわって成田~旭川線を1日2往復開設。一時は「普通運賃1万円」などの格安運賃を設定してPRしましたが、やはり搭乗率は伸び悩みました。

2013年7月に羽田~旭川線を再開させ、現在は成田線、羽田線をそれぞれ1日1往復ずつ運航しています。どちらも夏季はそこそこの搭乗率を残しますが、冬季の利用が伸び悩んで苦戦。両路線とも2014年3月末を以て撤退が決まったようです。

ところで、スカイマークの2013年11月搭乗実績のワースト5は以下のようになっています。

羽田-旭川 36.9%
那覇-石垣 30.0%
成田-旭川 21.8%
成田-石垣 21.7%
神戸-石垣 20.0%

ご覧の通り、旭川のほか、石垣3路線も搭乗率が低く、とくに成田~石垣線、神戸~石垣線の石垣両路線は搭乗率が極端に低くなっています。石垣線は開設されて間もないですが、こうした数字が続くならば、今後の存続は微妙といえ、廃止の可能性が出てくるでしょう。

2013/12/10

ジェットスターが成田~マニラ~ダーウィン線を運休。2014年3月末で終了。

ジェットスターは2014年3月31日を以て、成田~マニラ~ダーウィン線を運休すると発表しました。

この路線は月、火、金、土の週4便をA320で運航しています。2012年4月に開設されましたが、利用者が伸び悩んでいたようです。

2013/12/09

2014新春のJR乗り放題きっぷまとめ。JRは東海、西日本、九州は新幹線も乗車可。

2013年~2014年の年末年始・新春に利用できる乗り放題のフリーきっぷの情報をまとめてみました。JRでは東海、西日本、九州の3社が乗り放題きっぷを発売。いずれも新幹線に乗車可能です。

■JR東海
▽新春 こだま&ワイドビューフリーきっぷ
元日のみ有効。JR東海・伊勢鉄道の在来線全列車(寝台列車は除く)、東海道新幹線の「こだま」全区間と、「ひかり」名古屋~新大阪間に乗車可。
・普通車自由席用 大人13,000円、こども3,000円
・グリーン車4回用 大人15,000円、こども5,000円

■JR西日本
▽JR西日本・お正月乗り放題きっぷ2014
1日間用が、1月1日または 2日の1日間、2日間用が1月1日・2日の2日間有効。JR西日本・智頭急行の全列車(寝台は除く)に乗車可。山陽新幹線の新大阪~博多間も乗車可能です。JR西日本宮島航路も乗車可。
・普通車1日間用 大人15,000円、こども3,000円
・グリーン車1日間用 大人17,000円、こども5,000円
・普通車2日間用 大人2,0000円、こども3,000円
・グリーン車2日間用 大人 24,000円、こども5,000円
※こども券だけでは販売しません

■JR九州
▽九州初旅きっぷ
1月1日または2日に有効。JR九州(九州新幹線を含む)の全列車の普通車自由席に乗車可。JR九州全線で有効(九州新幹線を含む)。
・大人10,000円、こども2,000円
※こども用のみの販売はありません。大人用1枚につきこども用3枚まで販売。

▽初乗り!お年玉乗り放題きっぷ
1月1日または2日に有効。JR九州の普通・快速列車の普通車自由席に乗車可。JR九州の全線で有効。指定席には、指定券が必要。特急列車(新幹線を含む)には使えません。
・大人2,000円、こども200円
※こども用のみの販売はありません(大人とセットで販売)

2013/12/08

佐賀空港の国際線ターミナルが完成。12月18日から運用開始。上海線、ソウル線で使用。

佐賀空港の国際線ターミナルビルがこのほど完成し、2013年12月18日から運用が開始されます。

佐賀空港国際線ターミナルビルは、既存のビルの西側に建設されました。鉄骨3階建てで、延べ床面積約2400平方メートル。3階には出国審査場、2回に搭乗待合室、1階に手荷物受取場などがあります。総事業費は9億円です。

国際線ターミナルの完成により、今後、出入国審査は専用施設で行われます。専用の搭乗待合室150席や免税店も整備されました。搭乗ブリッジやチェックインカウンター、出入り口は既存のターミナルビルを活用します。現在、佐賀空港の国際線は春秋航空の上海線だけですが、12月20日にはソウル線が開設。今後は、台湾や香港など東アジアへの路線誘致を進める方針です。

2014年度には春秋航空の成田線(1日2往復)も就航する見込み。佐賀空港が、北部九州のLCCの拠点空港になるでしょうか。

2013/12/04

阪急京都線「西山天王山」駅に「高速長岡京」バス停が併設。ここから乗れる高速バス路線まとめ。

阪急電鉄京都線の新駅・西山天王山駅が2013年12月21日に開業します。同時に、同駅と直結して京都縦貫自動車道「高速長岡京バスストップ」が設置されます。この高速バス停に停まる路線をまとめました。

まず、阪急バスと阪急観光バスは「神戸・大阪~横浜・東京・TDR・千葉線」「大阪~伊那・箕輪線」「大阪~諏訪・茅野線」「大阪~新宿・渋谷・池袋線」の4路線の停車を発表。また、西日本ジェイアールバスは、大阪~横浜線「ハーバーライト号」「青春ハーバーライト号」の停車を決めています。一方、JRバスの「ドリーム号」「青春ドリーム号」などは停車しません。

停車するバスは、名神高速道路からいったん京都縦貫自動車に入り、高速長岡京バス停に停車後、再び名神高速道路に戻るという経路をたどります。

また、京都縦貫自動車道を北上して丹後方面に向かうバスとしては、丹後海陸交通が高速バス京都線(京都駅前~宮津駅~天橋立駅~間人)で、1往復が高速長岡京バスストップに停車します。

2013/12/03

NTTドコモが「海外1dayパケ」サービスをスタート。海外パケ・ホーダイとの違いは?

NTTドコモは2013年12月02日より、海外パケット定額サービス「海外1dayパケ」を12月2日より提供を開始しました。

海外1dayパケは980円~1,580円の定額料金で、通信を始めたタイミングから24時間、パケット通信を利用できるというサービスです。ドコモには、使用量無制限定額サービスとして「海外パケ・ホーダイ」がありますが、海外1dayパケは、最大利用データ量は30MBに制限されます。ただし価格は安く、最安980円から利用できます。

30MBの通信量を超えた場合、通信速度は送受信最大16Kbpsに制限されます。ただし、30MBを超えた場合でも、利用の再開操作を行えば継続して速度制限前の通信速度で利用できます。その場合、新たに24時間の定額料が別途かかります。

海外1dayパケを利用するためには事前の申し込みが必要で、世界94の国・地域で利用できます。金額と対象地域は以下の通りです。

・980円 韓国、台湾、香港、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、マカオ、マレーシア、グアム、サイパン

・1280円 中国、オーストラリア、イギリス、イタリア・バチカン、オーストリア、オランダ、スペイン、ドイツ、フランス、カナダなど

・1580円 アメリカ(本土)・ハワイ、インド、フィリピン、ニュージーランド、スイス、トルコ、ロシア、ブラジル、アラブ首長国連邦、エジプトなど

なお、「海外パケ・ホーダイ」についても、引き続きサービスは継続されます。海外パケ・ホーダイは、最大2,980円と高額ですが、データ通信量の制限はありません。